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新電力の契約変更業務を支援する機関の「電力広域的運営推進機関」が発表したデータによると、新電力への切り替えは2016年の夏の段階ではそれほど多くありません。

 

電力の小売りの全面自由化が2016年の4月に始まりましたが、既存の大手電力会社から新電力などに契約を切り替えた世帯は、それほど多くなく、全国平均で2%超程度にとどまっています。2016年の7月末までに全国で147万件が切り替えたことになりますが、全国の世帯数が6260万件ですのでそこからするとやや少ない印象があります。

 

契約変更は競争が激しい大都市圏や、料金を2度値上げした北海道電力の管内で目立ちます。東京ガスは7月末までに40万件超の契約を獲得し、東京電力管内の変更件数の約半数を占めた。大阪ガスは17万件を超えた。両社ともガス機器の販売員が家庭を1軒ずつ訪問して営業しています。

 

 他の新電力は勢いが鈍っている。首都圏で参入したJXエネルギーは11万件の契約を得たが、3月までの事前申し込みがほとんどで、4月以降はあまり増えていないようです。

 

 ■大手電力管内ごとの契約切り替え件数

 

        件数   割合

 

北海道  7万5000 2.72

 

東北    4万500 0.74

 

東京   87万200 3.79

 

中部  10万8600 1.43

 

北陸     3900 0.32

 

関西  29万9200 2.97

 

中国     4600 0.13

 

四国     7300 0.38

 

九州   6万3700 1.02

 

沖縄        0 0.00

 

合計 147万3000 2.36

 

 (管内契約者に占める切り替えの割合。単位は%)